カタパルト実装によるトランザクション処理数向上について

NEMについて色々と調べていてわからないことがあったので質問させてください。

NEMはmijinと共にいわゆる「カタパルト」というアップデートを控えており、
カタパルトの特長の一つである「アグリゲートトランザクション」によって
秒間4000回もの取引の処理を可能にするという風に聞きました。

この数字だけを切り取って、ネット上ではあたかもリップルの
トランザクション処理能力(1500回/秒)を上回って
リップルより承認スピードが速くなるかのように書かれています。

プライベートブロックチェーンの導入により
ブロック生成速度を変えることは出来るとは思いますが、
トランザクション処理能力向上というのは
ブロック生成速度の向上と直接結び付くわけではないと思うのですが、
この認識は間違っているのでしょうか?

アクリゲートトランザクションで4000tpsという訳でもありませんが、
ご認識の通り4000tpsという数値は、一定の環境でのmijinの性能となります。

NEMでは、そこまでの性能を追求しませんので、間違いなく4000tpsはまず出ないと思われます。
正確に言えば、現時点でカタパルトを実装したNEMの速度はわかりません。

余談ですが、高速化技術も別途研究されていますので、時と共にmijin,NEMとも性能は上がっていくと思われます。

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この件に関してはまだ間違った認識が残っているようですね。

コアデベロッパーの Jaguar0625氏が今年4月のインタビューでも明確に否定してますので参照ください。
https://www.cryptostream.jp/nem-7944/#3NEMCatapult

3.NEMやCatapultについて、ほとんどの人が気づいていないことはありますか?

Catapultのパブリックチェーンは、NEMのパブリックチェーン(毎秒2件まで)よりも多くのトランザクションの処理に対応しますが、元々の状態では、そこら中で噂されているような 4000件という処理数に対応することはできません (※これはプライベートチェーンでのデータ)。

それを達成するためには現在NEMのパブリックチェーンを動かしているものよりも、平均してさらに強力なノードが必要となります。そのため、私たちはノードの運用意欲をなくさせるようなことは一切したくありません。ネットワークは現状でも比較的小さなものなので、それが縮小するよりも拡大していく方が望ましいのです。

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個人的な見解ですが、NEMが秒単位でトランザクション処理するように進化するとは思えません。
その方向で競争していくと先進国の整えられた環境で建てられたノードが優位になってしまいます。

ブロックチェーンは決算タイミングだと思っています。
会社で行われる1年に1回の決算を1日1回にしたほうが、そりゃ正確でしょうけどだれもしませんよね?
その間を埋めていくのがmijinなどの役割になっていくと思います。